自動車の整備方法

車 自動車は法律で定められている点検として、12か月点検と車検とがあります。 (数年前までは自家用自動車には6ヶ月の法定点検があったのですが、自動車の性能向上により6ヶ月点検は廃止となりました。)

12ヶ月点検は法律でその実施を義務づけられていますが、点検を行わなかったとしても罰則がないため、実際には12か月点検は行わない方が多いです。

12か月点検は車の所有者であるユーザー自身で行っても良いとされているので、ディーラーや自動車整備工場に点検にださないなら自分で簡易的な点検を少なくともするべきです。

ここでは、12か月点検と車検(車両検査)の検査内容について解説をします。

12か月点検

エンジン関係

エンジンオイルの漏れ、ファンベルトの傷やたるみ、エンジン冷却水の漏れ、排気ガスの一酸化炭素濃度などを確認します。

電装関係

バッテリーの接続部分の腐食やゆるみ、スパークプラグの点火タイミングやキャップの損傷具合などをチェックします。

ブレーキ関係

ブレーキペダルの遊び具合、フットブレーキの効き、パーキングブレーキの引き範囲、パーキングブレーキの効き、その他ブレーキ装置からの液漏れの確認をします。

パワステ

ベルトの傷やたわみなどをチェックします。

クラッチ部分

クラッチペダルなどの遊びを確認します。

車検

書類との同一性の確認

点検車両と車検証に記載されているクルマが同じものかの確認をします。

外観のチェック

運行上問題があるような外観上の問題(例えば、ウインカーが破損して動かないなど)が無いかをチェックします。

サイドスリップ検査

前輪タイヤの摩耗や変形により直進安定性に支障が無いかを確認します。

ブレーキ検査

ブレーキの効き具合が正常かの検査を行います。

速度メーターの検査

速度メーターの精度が規定範囲内に収まっているかを確認します。

ヘッドライト検査

ヘッドライトの光軸と光量が基準範囲内に入っているかを確認します。

排気ガス検査

自動車の排気ガス内に含まれるCOとHCの濃度を測ります。 規定値以内に入っていれば合格です。

下廻り検査

目視で自動車の下廻りに部品のゆるみや液漏れなどの不具合が無いかをチェックします。

車検は必ず通さなければならない検査試験です。 業者に依頼をして代理で試験場に持ち込むことが多いですが、個人持ち込みのユーザー車検を受けることも可能です。

試験を行う陸運局は土日祝はお休みで試験を行っていません。 そのため、自営業者など比較的自分で時間の使い方を決めることができる人でないとユーザー車検を行うのは難しいです。 仮に一般的な土日が休みの会社員なら、仕事に余裕がある時に会社に休暇届を出すなどをして平日に休みを取る必要があります。

個人で車検を通す場合は、車検開始から終了までの一連の流れを理解しておくとスムーズに検査を終えることができます。 ユーザー車検をスムーズに通すにはコツがあります。 そのコツは、インターネットのウェブサイトでユーザー車検を実際に行った人の体験談を読むことで知ることができます。

そのため、ユーザー車検を考えている方は、前もってユーザー車検を体験した人のウェブ記事を読んでおくと良いでしょう。

なお、中古車買取会社への自動車売却を考えている方は、車検を通さずに買い取りをして貰いましょう。 自動車車検は中古車買取業者に任せた方が、お得に自分の車を売却することができます。

始めての自動車の売却

私が始めて自動車を売却したのは中古車として購入し軽自動車でした。 私はペーパードライバーとしての期間がとても長かったために始めて所有する自動車はぶつけたり故障したりしても良い中古車の軽自動車から始めた次第でした。

なるべくこの軽自動車は早く売却して新しい自動車を購入しようと思っていましたが、結局のところこちらの軽自動車には長く乗車することになりました。 特に気にいっていた自動車でもあった訳ではなかったですが、乗車期間が長くなったためかいつの間にか軽自動車に愛着というものが芽生えていたと思います。

最終的にこちらの軽自動車は10万キロを超えるまで乗車しつづけることになりました。 そして売却するという日が訪れました。 私にとっては始めての自動車の売却でしたので上手くいくのか、それどころか売却できるのかとても心配でした。 売却方法はとあるディーラーさんを自宅に呼んで査定してもらうことにしました。

査定当日は私はお仕事で不在のために姉に立ち会ってもらうことにしました。 査定までには軽自動車を綺麗に掃除しました。 長くお世話になっていたことへの軽自動車へのお礼の意味もありましたが、査定で売却の値段が付くことも期待しての掃除でした。 そして査定の結果ですが、会社から自宅に帰宅すると姉から売却できたよと連絡もらえました。

3万円の査定が出ていたのです。 とても嬉しいのと愛着のある自動車の手放しで複雑なものであったと記憶しています。 [追記]

事故車を売りました

自動車事故を起こしてしまい、たまたま無保険車になってしまっており、自動車保険で修理が出来ませんでした。 たまたま、職場近くで『事故車最低10,000円で買取ります。』という看板を見つけ、早速、車を見てもらいました。

やはり、ギリギリ10,000円で引き取りは出来ますが、話を聞いたのが2月中旬だったので、3月15日までに売却して貰えないと、5月の税金の請求が届く可能性が高いので、売却するならなるべく早目にと言われました。 自動車の修理をしても最低40万円と言われていました。 実家の両親と同居を始めていたので、6人家族になり、次に購入する車は5人乗りでは無くて、6人乗り以上の自動車を探しながらの、事故車を如何に高く売却できるお店を探し始めてました。

たまたま、子ども達の希望で次に購入する車種は決まっていたので、中古車販売店で事故車の売却が可能かを相談しましたが、引き取りにお金がかかりますと言われ、そこからネットでの自動車一括買取り検索をしました。 ほとんどの会社は事故車なので、店舗にて査定しますというお返事の中、1件だけ日程合わせて、自動車の査定してくれることになりました。 もちろん、最低10,000円で引き取り手があること、希望は20000円以上を話して、「最低15,000円は確証します」と言って頂いたので査定して頂きました。 当日は車内を掃除機でキレイにして、車外ざっくり洗っておきました。

そして、実際に30分位車を見て貰い出た売却可能金額は、やはり15,000円でした。 そこをもう少しと粘ったら、「今日このまま引き取りで、間を取って17,500円に」と提案して貰い、それで売買契約をしました。 自分の目的をはっきり伝えていたのと、とにかく話を聞いてくれる担当者さんだったので、良い自動車の売却経験が出来ました。 突然の売却ではなく、やはり前調べをしていたので、それが良かったと思いました。 [追記]

買取時の営業マンに営業する

当時は福島県に住んでおり車社会に浸り生活していましたが、東京で事業を起こすとともに引っ越すことになりました。 自動車を所有してても使用頻度は極端に少なくなるし、維持費もかかり、引っ越し先と勤務先は徒歩7分と近く、使用する機会が全く無くなるということから自動車の売却を決めました。

それからガリバーさんとジェームスさんの近隣する大型自動車買取店で査定してもらったところ、私の乗っていたホンダのストリーム18年式RSZのパールホワイトは装備や状態が良く中古車市場でも玉数が少ないことから、年式のわりにジェームスさんでは45万円、ガリバーさんでは52万円と予想よりも高い査定額がつきました。 更に自動車を売却する時期が3月中旬だったため、手続きの都合上から自動車税は自分で支払わなくてはならないということでしたが、ガリバーさんでは査定額とは別に支払ってくれるということでしたので、ガリバーさんでの自動車の売却を決めました。

売却を決める際の最終的な買取価格は大事ですが担当営業の人が検討中の時は、毎週のように市場の情報を報告してくれていたので、変に自動車を売り逃すということがありませんでした。 ですので親身に話してくれる方や、こまめに連絡をくれる方はやはりどんなところでも好感をもてると思います。

そしてコミュニケーションを深めていけば色々な交渉ができます。 これは営業マンの手法ですが、それを分かったうえでこちらから先手を打てれば、より得をできるのが営業マンに対する自動車売却の交渉のコツだと私の経験上では感じられます。 [追記]