自動車のエンジンは、クルマの中で最も重要なパーツです。
そのもっとも重要なエンジンが納められているエンジンルーム周りの整備を日頃からする様に心がけましょう。
エンジンルーム周りの整備
ウォッシャー液
ウォッシャー液が無いと、フロントガラスが汚れた場合に、その汚れを落とすことができなくなります。 また、油膜がフロントガラス表面に付着していると、夜間雨天時などは視界の妨げになる事もあります。
一般的にウォッシャー液の量は蓋に付いている透明チューブの濡れている位置によって、もしくは半透明のウォッシャー液容器を目視することによって判断をすることができます。
ブレーキ液
ブレーキ・リザーバー・タンクには液の最少位置と最多位置が明記されています。 ブレーキ液がこの両位置の間にあれば正常です。 もし、最少位置より低いなら補充をする必要があります。
また、極端に液が少ない場合は液漏れが起きている可能性があります。 液漏れの状態が酷くなると、ブレーキが効かなくなるのでもっとも注意して確認するべき点検項目です。
バッテリー液
自動車用バッテリーは側面に液量のLOWERレベルとUPPERレベルが表記されています。 バッテリー液の量は、LOWERレベルとUPPERレベルの間にあればOKです。 もし液量が不足していた場合は、補充液を購入してきて、液を追加する様にすると良いでしょう。
また、バッテリーそのものが劣化をしている場合は、バッテリーあがりでエンジンが掛からなくなる事があります。 そうなる前に、バッテリーを交換するようにしましょう。 通常の使い方だと、3?5年程度で交換するのが一般的です。
ラジエータ冷却水
エンジンが冷えている状態の時に、リザーバータンク内の水位がLOWとFULLの間にあることを確認します。 液が少ない時には専用のクーラント液を補充する様にしましょう。
ラジエータの冷却水が極端に少ないと、エンジンがオーバーヒートする原因となります。 極端に液が少ない場合には、液漏れが起きていないかを確認する必要があります。
エンジン・オイル
オイルレベルゲージに付着しているオイルの位置でオイル量が適正かを判断します。 オイル量が少なかったり、オイルが非常に汚れている場合は、自動車整備工場でオイル交換をして貰うようにしましょう。
毎日、車に乗る方は2か月に1回程度はエンジンルーム内をチェックするようにしましょう。 また、補充液などはあらかじめ買っておいて、液が少なくなった時にすぐに補充できるようにしておくと良いでしょう。