電装系の点検

自動車のライトとウインカー

ヘッドライトやブレーキランプ、そしてウインカーの電球は消耗品です。

時間のある方は交換作業は難しくないので、電球が切れた場合は自分で交換をすると良いでしょう。

ここでは、自動車の電球(ランプ)の交換方法をご紹介したいと思います。

ウインカー電球の交換

ウインカーの電球が切れた際の症状

ウインカーの電球が切れた場合には、ウインカーの点滅速度と点滅音が通常より早くなります。

正常だと「カチッ。・・・。カチッ。・・・。カチッ。・・・。」なのが、電球切れとなった場合には「カチッ。カチッ。カチッ。」となります。

ウインカー電球が切れた場合は、左右のいずれかにウインカーをだした時に点滅速度が速くなっているはずです。 左にだした時に点滅速度が速いなら左側、右にだした時に点滅速度が速いなら右側のランプが切れています。

フロント、サイド、あるいはテールのいずれかの電球が切れているので、ウインカーを点滅状態にさせてどこの電球が切れているのかを確認しましょう。

ウインカー単体の場合

ウインカーの取り付け位置は車種によって様々です。 そのため、電球の取り換え方法も様々なのですが、基本的には「ウインカー単体」と「ヘッドライトあるいはブレーキランプと一体(ユニット)」になっている2種類があります。

ウインカー単体の場合は、フロントバンパー、あるいはボディ前面の横、もしくはサイドミラーにウインカーが付いていることが多いです。 この場合は、ウインカー部分のネジをドライバーを使って外します。 ネジを外すと、ウインカーユニットが取り外せますの自動車ボディから取り外します。

ウインカーユニットの蓋はネジ止めされている場合は、このネジも取り外します。 すると、蓋を取り外すことができ、中の電球を回して取ることができます。 古い電球を取り外して、新しいものと交換を行います。

ヘッドライトやブレーキランプ一体型の場合

一体型の場合は、単体と比べると交換が面倒なことがあります。 ですので、もし交換作業に自信がない場合は、プロに交換をお願いする様にしましょう。

ここでは、ヘッドライト・ユニット一体型の交換作業にについて説明をします。 ヘッドライト・ユニット一体型の場合は、ライトの裏側から交換をすることになります。

フロントボンネットを開けて、ヘッドライトの位置を確認しましょう。 そして、ヘッドライト位置を確認できたら、ウインカー部分の電球ソケット裏面の位置を確認します。

ウインカーの電球ソケットは反時計方向に約30度ぐらい回し、手前に引っ張ることで外すことができます。 電球のガラスは無色のものとオレンジ色に着色されたものがあります。

交換用の電球のガラス色は、元々付いていた電球のガラス色に合わせると良いでしょう。

ヘッドライトとブレーキランプの交換

ヘッドライトの場合は、フロントボンネットを開けて、そしてブレーキランプの場合は、リアボンネットを開けて、自動車の内側から交換作業を行います。

交換手順はウインカー電球の交換と同じです。