自動車整備の一環として、自分のクルマの掃除を定期的に行いましょう。
ここでは、車内の清掃方法について説明をします。
車内の清掃
自動車の車内は基本的に密閉空間のため、内部に臭いがこびり付きやすいです。
煙草を吸う方はヤニのにおいが付きますし、エアコンを清掃していない方は、エアコンをＯＮにすると車内じゅうにカビ臭が広がってしまう事もあります。
クルマの中は定期的に清掃を行い、変な臭いが付かない様にしましょう。
フロアマット・フロアカーペットの清掃
フロアマットは見た目は綺麗に見えても、長年使っている場合は細かい塵やホコリが内部に蓄積されているものです。
その様なフロアマットを掃除するには、いきなり水洗いをするのではなく、内部に入り込んでいるホコリや塵を取り除く作業から始めましょう。 まずは、吸引力強めの掃除機でホコリなどを吸い出し、その後、布団叩きや棒などで叩いて細かい塵を取り除きます。
ここで、注意すべき点は、周りに人がいるような場所でフロアマットを叩かない事です。 粉じんとなって周りに迷惑を掛けてしまう可能性があります。 フロアマットを叩く場合は、周囲に人がいない人けのない場所で行いましょう。
さほど、フロアマットの汚れが目につかないようなら、これで終了です。
フロアマットにシミや泥などがこびり付いた痕が付いている場合は、水洗いも行いましょう。 水道からのホースだと、水圧が低いためフロアマットの汚れはなかなか落ちてくれません。 そのため、出来ればコイン洗車場に置いてある高圧洗浄機を使うと良いです。
フロアマットを洗った後は、すぐに干すようにしましょう。 濡れた状態のまま地面などに置きっぱなしにすると、雑菌が繁殖して、それがまた臭いの原因となる場合があります。
エアコンの洗浄
エアコンは車が古くなると必ずと言ってよいほど内部にはカビが発生しています。
このカビが車内の嫌な臭いの元となっていることが多いです。 エアコンの洗浄方法は主に2種類あります。
1つ目は消臭用スプレー缶の噴射口にノズルがついており、そのノズルをエアコンの吹き出し口に差し込んで噴射するタイプです。 2つ目は車内で消臭剤を殺虫剤のバルサンの様に焚くタイプのものです。
エアコンのニオイを集中的に消したい場合は、最初に挙げたノズル付きの消臭用スプレー缶を使うのが良いでしょう。 エアコンだけでなく、シートや内装などのその他もまとめて消臭したい場合には、2つ目の焚き上げタイプを使うのがオススメです。